私の夫はなんども女性関係を結び私や子供を傷付けてきましたが、最もショックが大きく・許せる範囲を超えていたは今から9年前。
夫にとって(60~67歳)の長期間に渡るものでした。
まさか・いやホントだろうか・・・信じようとする私を裏切る夫。
苦しく・やるせなく・切ない・暴れまくりの7年間は、耐えられたものではありませんでした。
あまりの錯乱に、自分はいったい何をしているのかわからない「空白」の時間があったと思います。探偵まがい いえ探偵よりもっと夫の行動を監視していました。
車のトランクに隠れたり、夫の車をおいかけたり。GPSを仕掛けたり小さな録音機を仕掛けたり(録音機は見つかり目的は達成されませんでした)
そんなことをすればするほど、夫は不倫の女性に逃げ込む(=愛してくれるのはあなただけと錯覚できる大きな要素を与える結果になりました)が、

当時の私は、自分の思いつくことはそれらだったと思っていました。
そしていつか夫は「自分が悪かったせいだ」と謝ってくれると思っていました。
みじんもそういうことになりませんでした。
夫婦喧嘩は夫が帰ってきたら。
「ゴング」が頭のなかで「カーン」と鳴り、夫に体当たり。
けったり・叩くは当たり前、爪で引っかきながら、ののしり、ついには殺したくはないけど、刃物を持ち出し「ちくちく刺す」までに。
身の危険を感じた夫は、警察に連絡。
パトカーや自転車の警官も到着

「奥さん気持ちはわかるけど、暴力はだめ」と諭されました。
「そんなこと諭されなくてもわかってる。(とは言えません)。
ただ夫が私に「悪かった」と言ってくれれば、マイナス感情が大波となりなさらなる激情の波を産み出す、こんなことまでにはならないのに」とおもっていました

何を吠えても、不倫女性をかばい続ける姿に、半端のない「見捨てられ感じ」を味わいました。本当につらいものですね。

夫67歳の春に、私聞いたこともない病気にかかりました。
突然物を持てない珍しい病気になりました。
その時には女性から「捨てられてしまった」夫でしたが、「別れた」を信じられずそれならその女性のことを教えて」と。
翌朝病室に彼女の住所・氏名を書いた紙を渡されました。

その2へ続く